経営管理ビザの資本金について

「経営・管理ビザ」を取得する際に、「資本金が500万円以上ないとダメですか？」というご質問をいただきますが、結論から言えば、資本金が500万円なくても、経営・管理ビザを取得することは可能です。

まず、なぜ経営・管理ビザを取得するためには500万円以上の資本金が必要だと言われているのでしょうか。これは経営管理ビザ取得の条件を見ると答えが分かります。

経営管理ビザを取得するためには「２人以上のフルタイム社員を雇っていること」という条件があります。
しかし、これからビジネスを始めようとしている人たちにとっては、かなりハードルが高いと言えます。

そこで、新規事業を開始する場合には、資本金が500万円以上あって、その後も継続的に投資できるのであれば、２以上のフルタイム社員を雇っているのと同等と見てあげますよ。ということになったわけです。

つまり、２人以上のフルタイム社員を雇っていれば、500万円の資本金は準備しなくていも良いのです。
500万円の資本金　or　２以上の社員　のどちらかを満たせば良いのです。

ただ、事業を始めるにはまとまったお金が必要です。結果としては500万円以上となってしまうかも知れませんが、経営管理ビザ取得の必須要件ではありません。