留学ビザから日本人の配偶者等への変更
日本語学校や、大学、専門学校の留学生の方と交際が進展し、結婚に至った場合の留学ビザから日本人への配偶者等への在留資格変更の手続きですが、卒業を待って在留資格変更申請をするのか、それとも学校を退学して在留資格変更申請をするのかで大きく難易度が変わってきます。
留学ビザの目的は勉学なので、留学生がその責務(勉学)を全うし、学校を卒業してから日本人の配偶者等への在留資格変更を申請する場合は、割とスムーズに審査が通ります。
が、学校を中途退学して日本人の配偶者等への変更申請をする場合の審査は厳しくなります。なぜかと言えば、留学ビザの目的は勉学なのに、何故それを途中で辞めてまで結婚するのか?という点を入国管理局はしつこく聞いてきます。
「勉強するのが嫌だけど、日本にこのままいたい。だから日本人と結婚しよう」
「成績や出席率がわるく、退学になり留学ビザの更新ができない。だから日本人と結婚すれば…」など、偽装結婚を疑われるのです。
なので、そうでは無い事を証明するための、学校の成績証明書や、退学証明書など学校の書類を求められるケースが多く、留学中に退学して日本人の配偶者等へ変更をする場合は、様々な事前準備が必要となり難易度も高いです。
成績・出席率もいいけど退学 と 成績・出席率ともに悪く退学 とで更に難易度が変わります。